Q. 【Ver.8.0障害】 Symantec社製ウイルス対策ソフトと連係する場合
A.
「リカバリー王Z Ver.8.0」において、Symantec社製ウイルス対策ソフトと連係する場合に異常動作がみられる場合がございます。対象となる製品は以下のとおりです。
対象ウィルス対策ソフト
- Symantec Endpoint Protection 11.0
- Symantec AntiVirus Corporate Edition 10.2
- Symantec AntiVirus Corporate Edition 10.1
- Symantec AntiVirus Corporate Edition 10.0
- Symantec AntiVirus Corporate Edition 9.0
- Norton AntiVirus 2005
現象
リカバリー王Zと上記対象ウィルス対策ソフトとの連係時に、発生条件を全て満たしている状態でパターンファイルを更新し、その後OSを再起動すると次の現象が発生する場合があります。
- ウイルス対策ソフトの「Auto-Protect」が動作しない。
- OSが再起動を繰り返したり、ブルースクリーンになったりする。
発生条件
以下の条件をすべて満たす場合。
- リカバリー王と対象ウイルス対策ソフトの連係を実施。
- 「ファイルシステムAuto-Protect」を有効に設定。
-
「ファイルシステムAuto-Protect」の拡張オプションを以下のように設定。
Symantec Endpoinrt Protection 11.0
「Auto-Protectをロードするタイミング」で「コンピュータの起動」を選択。Symantec AntiVirus Corporate Edition 9.0/10.0/10.1/10.2
「起動オプション」で「システム起動時」を選択。Norton AntiVirus 2005
「システムブート中にAuto-Protectをロードする」にチェックを入れる。
回避方法
製品ごとに対応が異なります。
Symantec Endpoint Protection 11.0 RU6以前
※これより新しいバージョンは製品未対応です。
当現象は「Auto-Protect」の起動タイミングを「Symantec Endpoint Protectionの起動」に変更することにより回避可能です。「Auto-Protect」の起動タイミングの設定変更方法についてはSymantec社のサイトを参照してください。
補足
- Symantec Endpoint Protection 11.0では、インストール時「Auto-Protect」の起動タイミングが「コンピュータの起動」に設定されています。 リカバリー王Z Ver.8.0とのウイルス対策ソフト連係時は、必ず上記回避方法を実施してください。
Symantec AntiVirus Corporate Edition 9.0/10.0/10.1/10.2
当現象は「Auto-Protectをロードするタイミング」を「Symantec AntiVirus開始時」に変更することにより回避可能です。「Auto-Protect」の起動タイミングの設定変更方法については、Symantec社のサイトを参照してください。 - Symantec AntiVirus Corporate Edition 9.0/10.0/10.1/10.2では、インストール時「Auto-Protect」の起動タイミングが「システム起動時」に設定されています。 リカバリー王Z Ver.8.0とのウイルス対策ソフト連係時は、必ず上記回避方法を実施してください。
Norton AntiVirus 2005 拡張オプションの「システムブート中にAuto-Protectをロードする」にチェックを入れないようにしてください。 - Norton AntiVirus 2005ではインストール時「Auto-Protect」の起動タイミングが「Windows起動時」に設定されています。リカバリー王Z Ver.8.0とのウイルス対策ソフト連係時は、上記項目にチェックを入れないでください。