Q. 【Ver.8/Ver.9障害】 Symantec Endpoint Protection 12.1 RU2と共存時にディスク空き容量が減少する現象について

A.

題記の件につきまして、下記の現象が発生することを確認いたしました。
本件に該当するお客様におきましては、 ご注意くださいますようよろしくお願いいたします。 (以下、「Symantec Endpoint Protection」は「SEP」と表記します)

発生環境

  • リカバリー王Z Ver.8.2.0.0、Ver.9.1.0.0以前
  • ファイルフォルダ単位の修復モードで運用している。
  • OS:Windows XP
    (Windows Vista / Windows 7 / Windows 8 では発生いたしません)
  • ウイルス対策ソフト:SEP 12.1 RU2
    (SEP12.1 RU1 およびSEP 11.0 では発生いたしません)

現象

SEPのウイルススキャンを実施すると、ディスクの空き容量が急激に減少します。特に、ディスクの使用量が50%以上の場合、完全スキャンを行うとディスクの空き容量が0となる場合もあり、Windows上の動作が不安定になります。
※OSを再起動することでディスクの空き容量は元に戻りますが、ウイルススキャンを実施すると再度現象が発生いたします。

原因

調査中です。

回避方法

以下のいずれかの方法において、運用回避できることを確認しています。

  • リカバリー王Zインストール前にウイルススキャンを終了させておき、リカバリー王Zをインストールする。
  • SEPのウイルススキャン設定はリアルタイムスキャンのみとする。
  • SEPのバージョンをSEP 12.1 RU1以前に変更する。
  • ウイルススキャンの対象をリカバリー王Zの修復対象外領域のみとする。