Q. UEFI環境へインストールする場合の注意事項(Ver.12.0以降)
A.
UEFI機種は機種(PCメーカー)ごとに本製品のインストールタイプが異なります。本製品をインストールするPCのファームウェアがUEFIの場合、ご利用の機種(PCメーカー)に適したインストールタイプをご確認のうえ、インストールしてください。
UEFIインストールタイプ | 機種(PCメーカー) | ||
---|---|---|---|
インストールタイプ1 | ・DELL | ・Lenovo | ・NEC |
・富士通(※一部デスクトップ機種を除く) | |||
インストールタイプ3 | ・EPSON | ・HP | ・INTEL |
・Microsoft | ・TOSHIBA | ・VAIO | |
・マウスコンピュータ | |||
・富士通(※以下のデスクトップ機種のみ) -ESPRIMO D7011/G、GX、GW -ESPRIMO D6011/G -ESPRIMO D5011/G |
現在、「インストールタイプ2」で動作する機種はございません。ご利用のPCがインストールタイプ1もしくは3に非対応機種である場合は、レガシーブート(BIOS互換モード)の設定に切り替えて、OSを再インストールしていただく必要があります。
また、インストールタイプ1に該当するメーカーの機種においても、ファームウェアのバージョンなどによってインストールタイプ3での運用が必要になる場合がございます。こちらはあらかじめご了承ください。
■制限事項■
インストールタイプ3で運用する場合は、下記の制限事項がございますのでご留意ください。
- 管理方法(保護タイプ)はファイル・フォルダ単位のみとなります。パーティション単位ではご利用になれません。
- 動作設定で修復保留モードはご利用になれません。
- 緊急時などの際、「簡易管理設定画面」の呼び出し(OS起動時にPageUpキー押下)ができません。
■注意事項■
- UEFI環境においてPCをクローニングなどをした場合、BCDとNVRAM内のブートエントリ情報に不整合が生じることがあります。この不整合が生じた状態では、瞬間復元機能は正常動作しません。これを回避するため、UEFI環境にてPCをクローニング後は必ず次のコマンドを管理者権限で実行してください。
bcdboot c:\windows /l ja-jp
■誤ったインストールタイプを選択してエラーが発生した場合のリカバリー方法■
誤ったインストールタイプを選択して修復モードにすると、瞬間復元機能が正常に動作していない旨のメッセージが表示される場合があります。この場合は、動作モードを保護解除モードに変更してアンインストールを行い、適切なインストールタイプを選択して再インストールしてください。
なお、瞬間復元機能がエラーの状態でアンインストールはできません。保護解除モードへ変更し、エラーが出ない状態でアンインストールを行ってください。